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100分de名著 華氏451度・見逃し配信 動画 再放送・2021年5月31日本が燃やされるディストピア

(100で名著)100分de名著 華氏451度・見逃し配信 動画 再放送・2021年5月31日本が燃やされるディストピア

2021年5月31日(月曜日)22時25分からNHKEテレで『100分de名著 “華氏451度”(1)「本が燃やされるディストピア」』が放送されます

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100分de名著 華氏451度・見逃し配信 動画 再放送2021年5月31日

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100分de名著 華氏451度・見逃し配信 動画 再放送 番組内容

本を燃やす「ファイアマン」という仕事に従事するガイ・モンターグ。近未来、本は有害な情報を市民にもたらすものとされ所有が禁止されるという恐怖の社会が到来していた。

本を燃やす「ファイアマン」という仕事に従事するガイ・モンターグ。この時代、本は有害な情報を市民にもたらすものとされ所有が禁止。本が発見されると直ちにファイアマンが出動し全ての本を焼却、所有者も逮捕される。代わりに人々の思考を支配しているのは、参加型のテレビスクリーンとラジオ。彼の妻も中毒患者のようにその快楽に溺れている。第一回は、究極のディストピアを通して、全体主義的社会のおそろしさに迫っていく。

100分de名著 華氏451度・見逃し配信 動画 再放送キャスト

【講師】名古屋大学教授…戸田山和久,【司会】伊集院光,安部みちこ,【朗読】玉置玲央,朝倉あき,【語り】加藤有生子

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USEN-NEXTHOLDINGSというところの子会社が運営しているのがU-NEXTという動画配信サイトです。このサービスはめちゃくちゃおすすめです。
動画、映画とかドラマとかアニメとか、そういうのを見るのが大好きな人にとってはパラダイスのような存在と言ってもいいでしょうね。
ちょっとオーバーに言い過ぎたかも知れませんが、配信されている動画が本当に数が多くて、今現在では21万本も配信されているという話です。
どのジャンルがどれくらいの数配信されているのかはもっと調べてみないとよく分からないですが、特に映画類とアニメ類はかなり多いなという印象です。
映画とかは本当にマニアックな、日本人のほとんどの人が知らないような洋画なども配信されていますし、日本の企業が運営しているのに凄いですよね。
アニメは本当に最近のブームのものから昔懐かしい作品まで色々ありますよ。
こういうことを言うと一部の人からしかられるかも知れませんが、男の子向け・女の子向けアニメもいっぱいありますし、キッズ向けとかヲタク向けのアニメも本当に多いです。
自分が小さい頃に見ていたアニメがパソコンで見られると思うと凄く感動してしまいます。
本当にいいサービスなんです。

100分de名著 華氏451度・見逃し配信 動画 再放送楽しみな点

今回取り上げられる作品、映画化されていることもあって作品タイトルは何度か聞いたことがあるのですが、具体的な中身についてはよく知りませんでした。
レイ・ブラッドベリというアメリカの作家が1950年代に書いたもので、有害な情報が善良な市民にもたらされ、社会の秩序と安寧が損なわれることを防ぐために本を所持することが禁止されていて、発見された場合はただちに焼却されてしまうディストピアな世界を描いた物語です。
人々は読書という手段を奪われて、代わりに提供されるテレビやラジオによる画像や音声の感覚的な情報ばかりが与えられて、思考力や記憶力を失ってゆく、恐ろしい描写があるそうですが、作品が執筆された年代と合わせて考えると、当時の新興メディアとしてのテレビの登場や、数年前まで続いてきた第二次世界大戦の全体主義によってもたらされた悲劇が、著者に大きな影響を与えていたであろうことは想像に難くありませんね。
政府による情報統制自体は、古くは紀元前の時代、中国大陸で始皇帝が焚書坑儒を行った記録が残っているぐらいですから、どんな時代であっても普遍的に起こりうることなのでしょう。
この作品は、新しい種類のメディアの勃興に対する受け取り方と、全体主義の恐ろしさの両方が訴えかけられている小説だと思うのですが、番組ではどんな分析を示してくれるのか?

100分de名著 華氏451度・見逃し配信 動画 再放送視聴者感想

生まれた時からずっと、本は身近な存在で、本を読むという行為が当たり前の世界に育ったので、単純に「本のない世界ってどういう世界なんだろう?」と思いました。日常の生活のヒントや価値観、思考や趣味趣向…、読書がその根底にあった自分としては、本がないならどうしていいのかわからない気がします。参加型のテレビスクリーンとラジオによって作られる思考は、本によるそれと何が異なるのか、そして抑圧された中での本の存在は、どのような価値を持つのか、とても気になりました。
本を読むことが好きな人間にとって、「本を燃やす」という行為は、タブーだと思います。それが当たり前のように行われている世界…、誰も疑問を感じないのでしょうか?
テレビやラジオによって統制された世界では、そんな疑問を持つことすら許されないのか、そもそも疑問を感じないのか、この世界の思考について、とても興味を覚えました。
そもそも「文字」はどう扱われているのかも、気になりました。文字を読むということも、一種の快楽だと思います。それを奪われてしまったら、人はどうなるのでしょうか?それをテレビやラジオでカバーできるのでしょうか?
本がない世界、そしてそこから派生する様々な変化によって、人々の思考がどう変わるのか、とても楽しみだと思います。

まとめ

時間を見つけては貪るようにして読書に時間を費やすくらい日常と本とが密接に関わりあっている自分なので、本を燃やしてしまう「ファイアマン」という世にも恐ろしい職業があったことを番組の概要欄にて知って、背筋だけでなく体のあらゆる神経が震え上がるくらいにゾッとしました。しかしながら、そういった時代があったことは嘘偽りのない紛れもない事実であり、苦痛であっても受け止めるほかないだろうと折り合いをつけるようにして自分を納得させました。そして、この番組ではどうしてそのような恐ろしい行為が平気で行われていたのか、そもそもその時代において本というものの価値はどの程度のものであったのかなど、分かりやすさを重視しながらも詳しく説明していただきたいと心から願っています。聞いていて心苦しさを感じる点も多いかと思うけれど、そういった時代を経て今があることを実感したいです。本が大好きな自分は、この番組を通してとにかく本にまつわる歴史に触れたいです。そして、「ファイアマン」として活動していたガイ・モンターグについても深い部分まで知りたいです。ガイ・モンターグが「ファイアマン」をどのように捉えていたのか、この番組においては非常に興味深い点だなと思います。

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100分de名著 華氏451度・見逃し配信 動画 再放送2021年5月31日